先週金曜日から実家に帰って来ている妹とその子供

　まだ11ヶ月の幼児ですが、自分の名前もわかっているし

　いただきます　と言えば手を合わせようともします

　歩けるようになってからますます目が離せなくなりましたが

　たいていニコニコして機嫌良く遊んでいるのでこっちも安心して相手が出来るのです

　妹は子供の扱いがうまいように思います　だから姪もニコニコ穏やかに居られるのだと思います

　姪もニコニコ穏やかにしてくれているから、より妹も姪を可愛がるんでしょう

　いやぁ　すごい事やってるなぁ　と思います

　姪は僕の父にやたらと懐いているのです

　父が居るとそばをうろうろして離れないみたいで

　食事の世話や、オムツ替えなんかの面倒事をやっている母にしてみると　なんでだ　と納得がいかない様子です

　その気持ちはわかる気がしますが

　姪は父の事をおもしろいおもちゃかなんかと同じ感じで見ているんだと思います

　そういう風に思えば少しは溜飲も下がるんではないでしょうか

　とにかく我が家は全員骨抜きだと言う事です

　昨日、千葉に住んでる妹が姪っ子を連れてやって来ました

　千葉からずっと抱っこして来て重かったと言っておりましたがそりゃあそうでしょう　ご苦労さまです

　１１ヶ月の姪っ子はもうすでによちよち歩きます

　去年の今頃はまだ生まれてもいなかったくせに、今では　どうだい！って顔して家中を闊歩しているのです

　テレビの子供番組を見て一緒に踊りもします

　朝出掛ける時にバイバイと手を振ると降り返してくれました

　可愛いのでほわほわしていたのか定期券とビルのセキュリティーカードを忘れました

　歩いて１０分の最寄り駅に着いた時に気付いたのでまた１０分かけて戻り

　さらに１０分かけて駅に舞い戻ったのでした

　今週はなんだか忙しかった上に、火曜日の朝起きたら左足首が捻挫したみたいに痛くなっていて

　こんな不思議な事があろうかと納得のいかない一週間だったので

　普段より少しくたびれました

　ちょうど明日から月に一度の連休なのでここぞとばかりにだらだら過ごそうと思います

　大型で強い台風だと言うので今日の営業はどうなることかと思っていたのですが

　ちょっと雨が強くて、時たまきつい風が吹くくらいのものだったので

　なぁんだ　こんなもんなら大丈夫だろうといつもの通りに淀屋橋駅から歩いてきたら

　頭と肩以外ビッチョビチョに濡れました　

　ボトボトに濡れたズボンやシャツは今電気ストーブで炙って乾かしております

　そう言えば今日は友人の結婚式が行われる筈です

　残念ながらつるかめは出席出来ませんでしたが

　結婚式と言う晴れの日に嵐を呼ぶとは相変わらず期待を裏切らない男だなと思います

　結婚式がスカッと晴れると　神様が祝福してる　なんて言いますが

　結婚式が台風なら祝福されてないかと言えばそんな事はないと思います

　阪神が優勝したら道頓堀に飛び込む輩がいるように

　世間にはフーリガンとかそう言う行き過ぎた喜び方をするのがいるものですから

　神様にもそう言うのがいるんじゃないかと思うのですね

　ですので結婚式の日が台風だからと、なにも暗い気持ちになる必要はなく

　あぁ　神様興奮しすぎて台風呼んじゃったんだな　と　そう思えばいいんじゃないかと思います

　嫌なものは嫌でしょうけど

　先日手のひらサイズのアシダカグモが居間のカーテンに現れて

　座椅子に座りながら歯を磨いていたつるかめは、みぞおちのあたりがヒューっとなりました

　ゴキブリにしろ蜘蛛にしろ、昔は「しまった！人間に出くわしてしまった！」と言う申し訳ない感を出しておりましたが

　近頃は大手を振ってテリトリーに入って来るようになりました

　アシダカグモはゴキブリを食べてくれる益虫だとは言いますが、手のひらサイズは駄目なのです

　しかも人間の居るすぐそばでふてぶてしく居座る様な奴ですので

　夜中に眠っているつるかめの身体をにじにじ歩いたりするかも知れません

　想像するだけで怖気が走ります

　激闘の末倒す事に成功しましたが、気持ち悪くてしばらく死骸をかたずけられませんでした

　翌日、風呂場で子供のアシダカグモが出て来ました

　シャワーで排水溝に流しましたが、もしかしたら親の仇打ちだったのかもしれません

　気持ち悪いからって殺されたらそりゃあ怒るよね、と反省しつつお店に行くと

　お店の自動ドアのレールに大きいアシダカグモが身を縮めて挟まっていました

　蜘蛛に呪われたかもしれません