子供の頃、近所の原っぱに地下要塞を造ろうと計画し
毎日のようにスコップで穴を掘っていたなぁ と思い出したつるかめです
園芸用の小さなスコップでとにかく猛烈に掘っていました
けれどそのうち子供特有の移り気で他に興味が移り
そのまま地下要塞構築計画は頓挫したのであります
今思い返すと全く掘れていませんでしたし
一人で穴掘って何が楽しかったのか理解できませんが
当時は学校の授業中も、家でご飯食べてる時も
地下要塞を造りに行きたくて仕方ありませんでした
地下要塞は小学生男児にとって、なんとも魅惑的だったのです
しかも当然出来上がるものと思っていました
信じる信じないもない
ただ穴を掘れば出来る
そんな感覚でした
子供の頃って大体そうでした
鉄製のスコップが頼もしくて
こいつがあれば僕は無敵だ とか思っていました
今はそんな感覚はありません
我を忘れるほどやりたい事も、楽しくて仕方ない事もありません
もしかしてつまんない大人になっちゃったんじゃないだろうか と
少々不安になったつるかめなのでした