つるかめカイロがオープンする時にお祝いで頂いたモノや、自身で買って来たモノなど

　合わせて６種類の観葉植物を育てているつるかめですが

　オープンからずっと同じ空間で過ごしたこの観葉植物達に大いに愛を感じているのであります

　環境が悪くて元気がなくなったり、羽虫に新芽をかじられたり、根詰まりで葉先が枯れちゃったり

　油断するとすぐに悪くなってしまうのでほんとに世話が焼けます

　先週レモンライムの鉢に水をあげた時、５ミリほどのゴキブリの幼生が鉢の中にいて

　どこから忍びこんだんだろう。と不思議に思いつつ退治したんですが

　なんと他の鉢にも何匹か忍びこんでいるのを発見したのであります

　水を求めて入って来たんでしょう

　しかしつるかめの大事な観葉植物の鉢に勝手にうごめくなんて言語道断です

　生まれて初めて貴様ーと言うセリフを叫びながら全て退治したのでありました

　出来ればもう殺したくないので、二度と入って来て欲しくないなと思うつるかめなのでした。

　毎月第三週目の月曜日はお休みを頂いているつるかめカイロですが

　毎月この二連休が楽しみで仕方が無いのであります

　ここの所狙い澄ましたような日曜日の雨降りで、思うように用事が出来ずつい心の棘がニョキニョキしていましたが

　今月の連休は京都に呑みに行こうと計画していて

　きっと京都の夜風が棘を全部抜いてくれるんだ、と楽しみにしていましたのです

　しかし結果は台風　しかも大台風でした

　家や車さえ吹き飛ばす大風が吹き荒れ

　つるかめの京都計画は頓挫したのでありました

　収穫前の作物を駄目にされたお百姓さん

　家や車を流されちゃった人

　被害に合ったたくさんの方々が気の毒で

　つるかめの棘は全てポッキリ折れてしまいました

　友だちに連れて行ってもらって以来

　呑みに行った帰りに必ず寄るようになった固定型屋台のラーメン屋が

　こないだ行ったら無くなってました

　おじいさんとおばあさん二人でやっていたので

　いずれこんな時が来るだろうとは思っていましたが

　あまりにもきれいさっぱり無くなっていたのでしばらくその場に立ち尽くしてしまいました

　あの鶏がらの塩ラーメンがもう呑んだ帰りに食べられないと思うと哀しくなります

　大事に思っているものがひとつひとつ順を追って無くなって行くのが人生ならば

　それを補うために足して行く事が生きると言うことなのか　と自問しつつ

　少し肌寒くなった枚方の夜道をとぼとぼと歩いて帰ったつるかめなのでした

　また新しい大事に思えるものに出会えると良いなと思います

　ちなみにその哀しみはラーメン欲を抑える事まではしてくれませんでしたので

　帰り道のコンビニでスーパーカップ鶏ガラ塩ラーメンを買い

　家で食べました

　夜中に胃もたれして死ぬほど苦しんだという訳です

　半袖短パンで寝ると、朝方寒くて眼を覚ます日が出てきました

　雨上がりのアスファルトから立ち上る匂いも夏のそれとは違って優しい肌触りになっています

　秋も好きなのですが、夏が終わるのはやっぱりもの悲しいと感じるつるかめなのです

　しかしもの悲しいとは裏腹に、食欲だけはやたらと旺盛で

　冷蔵庫に明太子なぞ入っているとどんどん食べちゃう訳です

　そう言う事しているとまた胃を悪くして、ものを食べられなくなり

　結局痩せこけてしまい、力が出なくてお客さんに迷惑をかける事になりますので

　食欲の秋とは申せ自重しなければなと思います