友だちに連れて行ってもらって以来
呑みに行った帰りに必ず寄るようになった固定型屋台のラーメン屋が
こないだ行ったら無くなってました
おじいさんとおばあさん二人でやっていたので
いずれこんな時が来るだろうとは思っていましたが
あまりにもきれいさっぱり無くなっていたのでしばらくその場に立ち尽くしてしまいました
あの鶏がらの塩ラーメンがもう呑んだ帰りに食べられないと思うと哀しくなります
大事に思っているものがひとつひとつ順を追って無くなって行くのが人生ならば
それを補うために足して行く事が生きると言うことなのか と自問しつつ
少し肌寒くなった枚方の夜道をとぼとぼと歩いて帰ったつるかめなのでした
また新しい大事に思えるものに出会えると良いなと思います
ちなみにその哀しみはラーメン欲を抑える事まではしてくれませんでしたので
帰り道のコンビニでスーパーカップ鶏ガラ塩ラーメンを買い
家で食べました
夜中に胃もたれして死ぬほど苦しんだという訳です