小学校の頃からの友人が京都まで出て来てくれたので
久しぶりに呑みに行ってきました
お店終わりに京都まで出るのはひと手間でしたが
友人の住まいは東京なのです。それに比べたら軽いものです。
四条大橋の袂で落ち合って、高瀬川沿いの呑み屋に入りました
カウンターが広くて余裕があり、店員さんは目端が利いてて几帳面
瓶ビールはきりりと冷えていて、コップは薄口のしっかりしたガラスコップです
のっけからつるかめの心をグイグイ掴んでくるのであります
つるかめにとってビールは瓶ビールなのです 瓶ビールを置いてない店は落第なのであります
置いていても冷えが甘い所や、冷えていても冷凍庫で急激に冷やした瓶ビールを出す店も落第であります
冷蔵庫で時間をかけてじっくり冷やした瓶ビールは、瓶の感触で違いがわかります
今回のお店の瓶ビールは紛うことなしじっくり冷やしビールだったのでございます
しかも嬉しい事にサッポロのラガービールが出てきました
サッポロのラガービールをきりりと冷やして出す店は料理も間違いないのです
大当たりのお店で友人と楽しく呑む事が出来ました
つるかめは幸せ者です
友人は最近執行役員と言うのになったそうです
会社勤めをした事のないつるかめはそれがどういったものかわかりませんでした
ウィキペディアで調べてみてもなんだかよくわからなかったのですが
とにかく偉い役職に就いたと言う事のようです
つるかめは元々友人を偉い奴だと思っております
役員だろうが平社員だろうが、それこそ無職だろうが友人は偉い奴に違いないのです
しかし彼はつるかめがなんと言おうと
自分で偉いと思わなけれぁ自分を偉いと認めない男でありまして
そこがややこしいのでございますが
この執行役員なるものが彼が自分を偉いと認める一端になってくれるなら
それは喜ばしい事だな と嬉しい気持ちになる訳です
夜通し呑んで話して彷徨って
友人は始発の新幹線に乗って東京に帰っていきました
昼から東京で仕事だそうです
ほんとうにたいした男だなぁ と思います