今日は連休初日と言う事でお客さんもほぼ来ないので

　やろうと思って先延ばしにしていた大工仕事したり

　帳簿をつけたり、普段なかなか届かない所の拭き掃除をしたり

　なんとなくのんびり過ごしました

　毎年ゴールデンウィークは何日かお休みをいただいてましたが

　今年はいよいよ何も用事がないので休まずに働こうと思います

　どのみち休んだ所でつるかめは家でぼんやり過ごすだけなのです

　先々週の日曜日にポテトチップスをふた袋食べて胃を悪くし

　今週はとうとう夜中に熱が出ました

　夜中に寒気でぶるぶる震えながら

　もうポテトチップスをふた袋食べるなんて馬鹿な事はしませんからどうぞご勘弁下さい

　と、神様仏様ご先祖様、思いつく限り片っ端からお願いしました

　ご利益があったのか、ようやく本復しやれやれであります

　ロールスロイスに乗ってやってくるお客さんがいるのですが

　以前ロールスロイスの製造過程を紹介する番組を観て

　色んな工程で出てくる職人さんの技術に感服した事を思い出しました

　なかでも一番しびれたのはピンストライプ職人さんです

　組み立てから塗装から検査から全て終わった完成車の側面に

　一本の長いピンストライプが引かれるのですが

　それを一人の職人さんがフリーハンドで引くのであります

　数千万円するロールスロイスの製造過程の最後の最後に

　一発勝負のフリーハンドなのです

　失敗したら台無しのその場面で

　一切の震えもなく細い線を引いていく年若い職人さんに猛烈にしびれました

　新規のお客さんが来る度に緊張でちょっと震えるようなつるかめには

　とてもじゃないけど出来ない仕事なのだと諦めております

　電車通勤を始めてから朝７時に起きて、７時半には家を出る生活をしてきました

　駅に着いた時、ほんの３０分前にはまだ寝床に居たと思うと不思議な心持ちがしたものです

　しかしさすがに坊主頭で着る服も悩まないつるかめであっても３０分で支度はなかなか窮屈で

　たとえば新しい歯磨き粉の蓋の銀紙を剥がしたり、牛乳パックの蓋を開けたりなど

　いつもと違う何かが間に挟まるとたちまち急ぎ足で出掛けなくてはならなくなります

　一本電車を遅らせると学生満載の電車に乗るはめになるので必死なのです

　先日、顔より大きい蜘蛛が顔にガバッと降ってくる夢を見て飛び起きまして

　時計を見れば６時半だったので７時までまだ少し眠れたのですが

　なんだか寝床のどこかに蜘蛛がいそうな不気味な気持ちがしたのでそのまま起きて支度をしたら

　朝が驚くほど優雅に感じたのでした

　ちょっと早く起きるとこんなに朝が違ってくるのかと晴れ晴れしました

　それから毎朝少し早く起きるようにしています

　不思議と昼間に眠くもなりません

　なんだかいい感じです

　つるかめカイロの近所にある明治小学校に鈴蘭が植えてあるのですが

　この時期は柵から可愛い花が歩道まではみだしていて、風にチロチロゆれています

　ちょうど膝ぐらいの高さに出ているので歩く人にぽこぽこ蹴られるのか

　花が連なる茎の先っぽの方の花は黒くなっていて

　どうして花をよけるくらいしないのかと見るたび哀しくなるのですが

　きっと花に気づいてもないんでしょう

　UFOネタの第一人者矢追純一さんがUFOを流行らせた理由について

　たまには立ち止まって空を見てほしかった　とおっしゃってました

　たまには足元を見て、そこらに息づいてる草花も見てほしいです

　昨日来たお客さんが、おじいさんが爵位を持っていたとか

　奥さんの祖先もどこかの殿様だったとか言う話で

　つるかめの家は両親共々どこまで行っても呑百姓なのでとてもうらやましく思いました

　むかし父が、戦国武将の松永弾正久秀は我が家と何か縁があると言った事があって

　聞いた時はご先祖様に武家がいたのかと嬉しく思ったのですが

　良く聞くとその縁になんの根拠もなく、ただ家紋が似てるからと言う理由でそう思っていたにすぎず

　しかも後日調べたらその家紋も間違って記憶していて、実際全然似てなかったのであります

　そう言うぬか喜びをさせられた覚えもあるのでやっぱりご先祖様が立派な人は羨ましく思います

　いざとなった時に、こう見えても武士の子孫だ！と言って闘うのと

　こう見えても百姓の子孫だ！と言って闘うのとじゃ気迫が違って来るでしょうし

　きっとまわりも不安になるでしょう